もうすぐバレンタインの時期！大好きな彼や職場の男性陣などにどんなチョコレートをあげようかと、チョコレート選びで普段以上にチョコレートを食べている女性も多いのでは？！

チョコレートを食べたらニキビができる、太るなど、肌や健康の大敵と思われがちなチョコレートですが、本当はとっても健康に良い成分がたくさん含まれているのです！

チョコレートの原料であるカカオの学名は『theo・broma』

これは『神(theos)の食べ物(brom)』というギリシャ語を合わせたものです。

このように呼ばれたのは、昔はカカオはお菓子の原料ではなく、薬草と混ぜ合わせ万能薬として使われていたからです。カカオは何より大事な物とされ、神に捧げられ、貨幣としてさまざまな物と交換されたそうです。次第にカカオにさらにスパイスを加えた飲み物ができ、貴族などの上流階級の人たちだけが飲むことができた貴重で高価なものだったようです。

実はチョコレートは発酵食品なのです！カカオを丸ごと発酵させてカカオ豆を作りそれを加工してチョコレートを作ります。その発酵の過程で「エピカテキン」という物質ができます。

これは、便性効果、血圧抑制効果、肥満抑制効果、虫歯予防、がん予防、アレルギー予防、など、嬉しい健康効果がたくさんあります。

さらに、カカオ豆には「ポリフェノール」がたっぷり含まれており抗酸化作用があります。

ストレスや老化の原因である活性酸素を減らし、美肌効果やリラックス効果が得られます。また、脳の栄養に働きかけ、脳の活性化にもつながります。

こんなに嬉しい効果がたくさんあるチョコレートですが、選び方を間違えると期待する効果は得られません。

チョコレートの種類は大きく分けて

⑴ビター・ブラックチョコレート

ミルクが入らないカカオマスが40%以上のチョコレートのこと。

⑵ミルクチョコレート

ミルクが入ったチョコレートのこと。

⑶ホワイトチョコレート

ココアバターにミルク、砂糖などを加えて作るチョコレートのとこ。

に分けることができます。

チョコレートの健康効果は、カカオ分の割合が大きいほうが効果が高く、選ぶなら⑴のビター・ブラックチョコレートを選びましょう。

また、健康効果をさらに高めるためには、⑴の中でもカカオ分が70%以上のチョコレートが良いとされています。ただし、カカオ分が多ければ多いほど苦味が増すので慣れていない人は少しずつ食べましょう。

昔から神の食べ物と崇められてきたカカオ原料のチョコレート。選び方、食べ方次第では、さまざまな健康効果が得られます。空腹時にカカオ分70%以上のビターチョコレートを1かけら食べると、空腹感もおさまりドカ食い防止でダイエット効果も期待できます。苦味が強くて苦手な方は、純ココアを溶かして飲むとおすすめです。1日5〜10gを目安に食べましょう。食べ過ぎは、カカオの優良成分よりも砂糖の害のほうが大きくなってしまいます。

今日からあなたもチョコレートで健康維持しませんか？